特許出願の相談時、何を準備するとよいか?

皆さんこんにちは。弁理士の小林です。
引き続き、知財に関するよくある疑問・質問です。
Q. 特許について相談したいのですが、何を準備すればよいでしょうか?
A. 発明の説明資料とビジネスの説明資料を準備するとよいでしょう。
これらを準備しておくことで、
“戦略的な出願”の検討が可能になります。
① 発明の説明資料
まずは、発明の内容を整理した資料です。
次の流れをまとめておくと効果的です。
- 現状(従来技術や既存の方法)
- 現状の問題点
- その問題をどのように解決したのか(解決手段)
いわゆる「課題と解決手段」の整理です。
解決手段については、詳細な説明が必要になります。
自身が考えた発明について、
- 構造
- 作用
- 効果
に分けて整理しておくと、良いでしょう。
文章だけでなく、図面があると非常に有効です。
たとえば、
- 全体構成図
- 重要ポイントの詳細図
- フローチャート
- ブロック図
などがあると、理解が早くなり、検討の精度も上がります。
発明のポイントが曖昧なまま相談すると、
意図する権利が取れない可能性があるので、
ポイントを整理しておくとよいでしょう。
② ビジネスの説明資料
意外と重要なのが、こちらです。
- 誰に
- 何を
- どのように提供し
- どこで収益を得るのか
いわゆるビジネスモデルの説明です。
特に重要なのは、収益を上げる肝となる部分です。
私は、特許で守るべきは、収益の肝となる部分であると考えています。
その部分を明確にしておくことで、
「守るべき技術の核心」が見えてきます。
③ そのほか、よく確認される事項
相談時には、次のような点も確認されます。
これらの点についても、可能な範囲で確認しておくとよいでしょう。
- 発明をした人は誰か?
- 出願人は会社か、個人か?
- 共同出願ではないか?
- すでに公開していないか?
- 外国出願の予定はあるか?
このように、打ち合わせに際して、
発明の整理資料
ビジネスの説明資料
を準備するだけで、相談の質は大きく変わります。
日頃からその製品に接している発明者とは異なり、
弁理士がその製品に精通しているわけではありません。
弁理士に正確に理解してもらうため、
また、適切な権利取得のため、
発明とビジネスの両面を説明できる資料を用意しておくのがおすすめです。
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